クボタは28日、同社が運営する営農支援システム「KSAS(クボタスマートアグリシステム)」のAPI提供の開始を発表した。
2014年から開始する「KSAS」は、農地情報や作業履歴、収穫、農機稼働情報をPCやスマートフォンで閲覧できる営農支援システムで各社個別に運営されているが、データの相互連携促進に向けてAPIを提供する。日本国内の営農支援サービスを提供している法人・組織が対象で、開発者に向けたWebサイト「KSAS Developers」が用意されている。同社は、官民共同の農業データ連携基盤「WAGRI」の農機OpenAPIに農機の稼働情報などを提供しているが、KSASに蓄積されるデータもオープン化することで国内農業発展やスマート農業推進の促進を目指す。