東日本電信電話(NTT東日本)は6月27日、「ひかりクラウド電話」の新たなラインナップとして、アプリや専用電話機など多様な端末での外線発着信を可能とする「ひかりクラウド電話for Webex Calling」を6月30日より提供開始することを発表した。

  • 「ひかりクラウド電話for Webex Calling」の概要

    「ひかりクラウド電話for Webex Calling」の概要

「ひかりクラウド電話for Webex Calling」は、「Webex Calling」(Webex)によってオフィスの固定電話(0AB-J番号)の発信・着信が可能となるサービス。提供エリアは東日本エリア全域。

オフィスの音声通話環境をPCやスマートフォンに統合でき、オフィスへの着信をどこでも受けられるため、高頻度の外出や離席時による固定電話の使用頻度低下という課題解決、およびBCP(災害時などの事業継続計画)対策にも役立つとする。

機器設置や配線工事等が不要で、イベントなどの一時的な利用や高頻度のオフィス・店舗等のレイアウト変更にも対応可能。BYODで会社の電話番号を利用できるため、プライベートの電話番号を相手に知らせる必要や従業員が通話料を負担することもない。

また、専用電話機などを利用することで、幅広いツールからの通話を実現する。専用固定電話機も豊富で、これまでのビジネスホンやPBXでの通話スタイルを維持したいニーズにも対応可能だとする。

同サービスの利用に際しては、シスコシステムズが提供する「Webex Calling」機能を有するライセンスの契約が別途必要となる。

ひかりクラウド電話 for Webex Calling 通常プラン月額利用料は、1番号目が1,430円/番号(220円+1,210円)、2番号目以降の追加番号が,430円/番号(1,320円+110円)。加えて、インターネット接続サービス 月額利用料とWebex Calling機能を持つライセンス 月額利用料が必要。なお、大規模ユーザ向けプランの月額利用料および初期費用(基本工事費など)は、サービス詳細ページを参照のこと。