トランスコスモス・デジタル・テクノロジー(TCDT)は6月27日、AI(Artificial Intelligence:人工知能)プラットフォームを提供するAI insideのAI-OCR製品「DX Suite」のセールスパートナー契約を締結し、同製品を利用する支援サービスを提供開始したことを発表した。これにより、従来は人が手作業で実施していた社内システムへの登録などの作業の効率化が目指せるという。
PoCを支援するため、同製品を試験導入し、顧客が業務で使用している紙帳票を用いて読み取り精度を確認する。これにより本格導入による効果が予測できるという(PoCは同社でも行える)。また、AI-OCRの導入とRPA開発を同時に実施することで、短期間で効果を実感できるとのことだ。DX Suiteのライセンス購入の代行にも対応する。
さらに同社は、FAXで受け取ったデータをクラウドサービスで管理する仕組みの導入も支援する。AWS(Amazon Web Services)やGoogleドライブなどのクラウドを活用することで、蓄積する各種データの運用効率化につなげる狙いがあるとのことだ。