大日本印刷(以下、DNP)および同グループ会社でマーケティング施策を支援するDNPコミュニケーションデザイン(以下、DCD)は6月27日、「DNP Chatbotプラットフォーム」について、企業のLINE公式アカウントを友だち追加している生活者を対象として、応募時に当落判定するキャンペーン(インスタントウィン)機能や、独自マイルで応募や商品引き換えなどができるキャンペーン機能を拡充することを発表した。
DNPが提供するDNP Chatbotプラットフォームは、LINE公式アカウントのMessaging APIを活用した自動会話プログラム(Chatbot)を用いて、ユーザーからの問合わせに対して適切な情報を会話形式で配信する送受信型のシステムだ。商品情報や広告、画像、動画コンテンツなどを配信可能。
今回拡充するインスタントウィン機能は、食品や飲料などのPOP(Point of Purchase)に記載されたシリアルコードやQRコードの読み込みによって、その場でキャンペーンに応募して当落判定を受けられる機能だ。生活者がフォローしている企業のLINE公式アカウント上でシリアルコードなどを入力することで即時に当落がわかるため、購買促進やキャンペーン情報の拡散が見込めるという。
また、レシート記載のコードを入力して貯めた独自マイルで応募できるキャンペーン機能も拡充した。生活者は商品購入時に生活者が入手するレシートなどを読み取ってマイルをため、一定のマイルをためた時点でキャンペーンサイトでの応募や店頭でのプレゼント引き換えが可能となる。シリアルコードでの応募時にの当落判定や、マイルをためて再度応募するなど、インスタントウィンとマイルによるダブルチャンスキャンペーンなどにも利用できるという。
両機能はDNP Chatbotプラットフォームの連携システムとして提供する。新機能に関して初期導入費は48万円から。月額利用費は18万円から。