SOLIZEは6月21日、同社の金型設計製造NAVIシステム「KATANAVI」事業を、コアコンセプト・テクノロジーに譲渡することを発表した。
SOLIZEが開発した金型設計製造を対象とする業務支援/生産管理システムのKATANAVIは、製造状況の可視化や作業順序徹底の支援、データや情報の伝達支援、ID認証や自動化による作業ミス防止支援を主な機能としている。
SOLIZEによると、同システムはコアコンセプト・テクノロジーが保有する製造業・建設業向けDX開発基盤「Orizuru」との親和性が高く、すでにKATANAVIを導入している顧客への新たな価値提供や事業の発展が期待できるとの判断から、事業の譲渡に至ったとのことだ。
コアコンセプト・テクノロジーは、DX開発基盤Orizuruを活用した「DX支援サービス」や「IT人材調達支援サービス」を提供している企業。同社によると、今般の事業譲受金額は1600万円で、事業譲受日は2022年10月31日を予定しているという。
SOLIZEは、事業譲渡後も金型設計製造を対象とした業務変革サービスの提供を継続し、コアコンセプト・テクノロジーとも金型領域に限らずさまざまな業界のDXに関わる業務連携や協業を進めるとしている。