Stack Overflowから2022年の開発者調査結果「Stack Overflow Developer Survey 2022」が公開された。Stack Overflowは毎年開発者を対象とした大規模な調査を実施しており、世界におけるソフトウェア開発の動向を示す データとして注目されている。
2022年の開発者調査結果では、開発者が新しい技術を学ぶ方法としてオンラインリソース(ビデオ、ブログ、フォーラムなど)を使う割合が7割を超えた点が注目される。この割合は昨年は6割であり、新しい技術の習得にますますインターネットが活用されるようになっていることがわかる。
年齢別に見ると、18歳未満ではオンラインリソースで学習する割合が85%と最も多く、逆に本で学ぶ割合が低くなっている。オンラインリソースによる学習は年齢が上がるにつれて減っていき、35歳上になるとオンラインリソースよりも本から学ぶ割合が多くなっている。特に45歳以上54歳以下は本で学ぶ割合が85%ほどと最も多い。
新技術の学習スタイルがどのように変動していくか、今後の動向が注目される。