出張・経費管理クラウドを手掛けるコンカーと、請求書の発行と受け取りをクラウド上で行えるサービスを手掛けるインフォマートは6月24日、デジタルインボイス構想の推進に向けた協業を開始すると発表した。

具体的には、インフォマートの請求書電子化ソリューション「BtoBプラットフォーム 請求書」とコンカーの領収書管理クラウドサービス「Concur Invoice」を連携させる機能「Concur Invoice連携機能」を経費データを自動連携させる「SAP Concur App Center」のサービスとして提供する。

すでに「BtoBプラットフォーム 請求書」は「Concur Invoice」と連携しているが、今回、SAP Concur App Centerを通じてBtoBプラットフォーム 請求書を活用することで、さらなる導入コストの削減、安定した接続、セキュリティ向上が実現できるという。

今回の協業の深化はコンカーが掲げる「デジタルインボイス構想」を補完・強化するものであり、今後もさまざまなサービスをSAP Concur App Centerを通じて提供していく考えだ。

なお、現時点ですでに「Client Web Services for Invoice」を利用し、BtoBプラットフォーム 請求書とConcur Invoiceの連携機能を利用しているユーザーのSAP Concur App Centerによる連携への移行については、準備が整い次第、移行が可能になるとのことだ。