サステナブル・プランニングは6月23日、今年4⽉1⽇から義務化された改正個⼈情報保護法の対策をアウトソーシングできる同意管理ツールとのLINEを掛け合わせたサービス「クッキーLINE」の提供を開始したことを発表した。
改正個人情報保護法の下では、「個人情報を取得する問い合わせフォーム」や「Web広告」を掲載しているサイトは、ユーザーに対してCookie利用に対する同意の取得を促すことや、各企業でサイトやスマホアプリなどの見直すことが必要になるなど、Cookieへの規制が必要になる。
同サービスは、顧客のホームページについて、改正個人情報保護法に関連する国内ガイドラインに準拠した対応を調べ、 自動更新ができるシステムを構築して、Cookie規制への対応を実現する。
また、2023年から、GoogleによるCookie制限やトラッキング制限など、 プライバシー環境が強化されることから、Cookieによるリターゲティングができなくなり広告精度が落ちる。これにより、 企業は自社でターゲット情報を蓄積する仕組みが必要となるため、同サービスではLINEを活用して新たなリターゲティング対策を講じる。
利用プランとしては、Cookie同意管理ツールをLINEチャットボット組み合わせた「セットプラン」と、それぞれを単独で利用できるプランが用意されている。月額料金は、「セットプラン」が2万4,000円、「Cookie同意管理ツールのみ」が月額8,888円、「LINEチャットボットのみ」が1万5,500円となっている。