ペガサス・テック・ベンチャーズは6月22日、スタートアップピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ2022」の日本予選に登壇するスタートアップ10社を発表した。ここで選ばれた10社は7月21日にグランドハイアット東京で開催される日本予選にて、世界大会進出を賭けて約3000人の前でプレゼンを行う。

スタートアップワールドカップは同社が主催するビジネスピッチコンテストであり、今年で4回目の開催だ。世界の約70カ国から予選を勝ち残ったスタートアップが9月にサンフランシスコで開催される決勝戦の場に集う。決勝の優勝投資賞金は約1億円。

日本予選のファイナリストに選ばれたのは以下の10社。

  • 日本予選ファイナリスト10社の社名とロゴ

    日本予選ファイナリスト10社の社名とロゴ

ispace 月面資源開発の事業化に取組む
SkyDrive 空飛ぶ自動車や重量物運搬ドローンを開発
Terra Motors EV向けの充電サービスを展開
HOMMA Group 家電と住宅設備をつなぐスマートホーム技術を提供
ZENKIGEN AIを活用して企業のオンライン採用を支援
ラトナ 各種移行作業の実施など
UPBOND ブロックチェーン技術を活用したマーケティング支援ツールを提供 
WizWe 行動習慣化をサポートするためのプラットフォームを提供
ビードットメディカル  粒子線がん治療に関わるコンサルティングを行う
ジョリーグッド VR・AI技術を活用した医療教育サービスを提供

日本予選当日には、Netflixの共同創業者マーク・ランドルフ氏や、ノーベル平和賞受賞であるグラミン銀行創業者ムハマド・ユヌス氏、デジタル副大臣 兼 内閣府副大臣である小林史明氏らがゲストとして参加する予定だ。

日本予選ではジャパネットグループとセガサミーグループからそれぞれ5000万円ずつの投資賞金が提供される。なお、これらの2つの賞は各社の基準によって日本代表とは無関係に決められるとのこと。日本代表が合計1億円を手にする可能性もある。