ゼッタリンクスは6月22日、教員のICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)利活用をサポートするために、教育機関向けにカスタマイズされたGoogle ツールとサービスのスイート「Google Workspace for Education」(以下、Google Workspace)のアドオンツールを定期的に配信するサービス「こどもSuite 先生ツール」を7月1日より提供開始すると発表した。オープン価格での提供となり、詳細は要問い合わせ。
同サービスの第一弾として、探求学習をサポートするふせん機能やテンプレート、先生の教材作りを支援する縦書きおよびルビ機能、プリント作りのための学校イラストを提供する。
ふせん機能を使うことで、Googleスライドにふせんを貼り付けて文字を入力できるようになる。使用するふせんは色や形を変更でき、Googleスライドの共有機能を使って、複数人でさまざまな意見を分類しながら学習できる。
また、ふせん機能では色ごとの集計も可能だ。集計したふせんの入力内容はスプレッドシートに一覧表示されるため、意見の整理や分析も迅速に行える。
テンプレート集計機能では、Googleスライドのテンプレートに入力された内容を集計してGoogleスプレッドシートで編集可能となる。実験結果の集計に活用できる理科のテンプレートや、探求学習で活用できる探求ワークシートなどを提供するとのことだ。そのほか、新学習指導要領で求められる探求学習のための思考ツールテンプレートなども展開する。
さらに、同サービスでは教員が校務でも活用できるような季節や行事のイラストなどのコンテンツも提供している。ポスターなどの掲示物や保護者向けの配布資料などに利用できるとのことだ。