Microsoftはこのところ、月1回の累積更新プログラムの適用後に問題が発生するといった事態に見舞われている。2022年6月の累積更新プログラムにおいても同様に問題が発生している。
Microsoftは6月16日(米国時間)、「Windows 11 known issues and notifications|Microsoft Docs」において、「KB5014697」を適用したあとで、Windowsにおいて、デバイスがインターネット接続を失うケースがあると伝えた。
問題はWi-Fiホットスポット機能を使っている場合に発生しているという。Wi-Fiホットスポット機能を使っている間、クライアントデバイスが接続を行うとホストデバイスにおけるインターネット接続が失われる。Microsoftは、Wi-Fiホットスポット機能を無効化することで、この問題を一時的に回避できると説明している。
この問題を影響を受けるとされるプロダクトは次のとおり。
- Windows 10 Enterprise 2015 LTSB
- Windows 10 Enterprise LTSC 2016
- Windows 10 Enterprise LTSC 2019
- Windows 10, version 20H2
- Windows 10, version 21H1
- Windows 10, version 21H2
- Windows 11, version 21H2
- Windows 7 SP1
- Windows 8.1
- Windows Server 2008 R2 SP1
- Windows Server 2008 SP2
- Windows Server 2012
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019
- Windows Server 2022
- Windows Server, version 20H2
Microsoftは現在この問題を調査中としており、どの段階で修正アップデートが提供されるのかはわからない。今後のアップデートで修正すると説明している。