ブレイバンステクノロジーズは6月17日、ITエンジニアにおけるキャリアの多様化に関する実態調査の結果を発表した。これによると、ITエンジニアの47.7%が自身の専門領域から別職種への転向意向を持っており、「仕事の範囲を増やしたい」などの声も聞かれたという。
同調査は同社が6月2日~6月4日にかけて実施したものであり、有効回答者数は現在ITエンジニアとして働いている107人。
現在の職種(Webエンジニアやサーバエンジニアなど)から別のITエンジニアの職種へ転向したい意向はあるかを尋ねると、「非常にある」という回答が16.9%、「ややある」という回答が30.8%だった。
また、転向希望がある回答者にどのようなITエンジニアへ転向したいと考えているかを複数回答で聞いたところ、「Webエンジニア(開発エンジニア)」が56.9%と最も多く、以下「制御・組み込みエンジニア(開発エンジニア)」(29.4%)、「サーバエンジニア(インフラエンジニア)」(27.5%)が続いている。
転向希望を持つ回答者が実際に行動を起こしているかを見ると、「はい」が41.3%、「いいえ」が51.0%だった。