学情は6月17日、同社が運営する20代向け転職サイトである「Re就活」への訪問者を対象に女性管理職比率について調査したアンケートの結果を発表した。これによると、女性管理職比率が高い企業に「好感が持てる」と回答した20代が25.8%に上り、「どちらかと言えば好感が持てる」(43.5%)と合わせ、約7割が好感を持っていることがわかった。
同調査は6月3日~6月12日にかけてWebアンケートにより実施し、有効回答数は209人。
女性管理職比率が高い企業への印象については、「時代の潮流に乗っている企業だと思う」「ダイバシティを重視している企業だと感じる」「社会課題に取り組む姿勢を感じる」「SDGsの中でも、ジェンダーの平等には強い関心を持っている」などの声があったという。
転職活動において女性管理職比率の高さが影響するかを聞いたところ、「志望度が上がる」が10.0%、「どちらかと言えば志望度が上がる」が25.8%で、計35.8%を占めている。
転職活動で女性管理職比率を意識するかどうかでは、「意識する」が10.5%、「どちらかと言えば意識する」が31.6%で、計42.1%に上る。
「意識する」「どちらかと言えば意識する」という回答者の比率を男女別に見ると、男性は28.5%、女性は58.9%だった。6割弱の20代女性が意識すると答えており、関心の高さが伺える結果となっている。