エイチームのグループ会社であるQiitaは6月17日、社内向け情報共有サービス「Qiita Team(キータチーム)」の新たなUI(User Interface)を正式版として公開したことを発表した。4月19日からオープンベータ版として公開していたUIを正式版として採用したという。
オープンベータ版として公開後のフィードバックを受けて、サイドバーの開閉や人気記事一覧、検索におけるリアクション数順などの機能を追加している。
Qiita Teamは、企業やチーム内の情報共有をクラウド上で行えるサービス。テンプレート機能などにより日報や議事録、手順書やマニュアルなど、社内の情報共有の効率化と生産性向上を支援する。
同サービスではグループ機能を利用して情報を分類しながら蓄積できるが、これまではグループ機能の利用が少なく多くの利用ユーザーが全ての記事を同一の場所で管理していたようだ。そこで今回は、記事検索、情報の管理、ナレッジ蓄積など、ユーザーからの要望が多かった機能を中心に、グループ機能の活用を起点としたUIへのアップデートを実施したとしている。
今回のUIアップデートによってグループ機能が利用しやすくなり、グループごとの情報整理が促進されるとともに、記事が埋もれることを防げるという。
また、左サイドバーを新設したことで、参加中のグループ単位での記事閲覧が容易に行えるようになっている。「プロジェクト」「ストックした記事」「下書き」「メンバー」「タグ」などのカテゴリも全て左サイドバーに集約して導線をまとめることで、容易に記事の検索や投稿ができるようになることを目指したとのことだ。