インターネット・アカデミーと神奈川工科大学 スマートハウス研究センターはこのほど、エコーネットコンソーシアムが定めるECHONET IoTマスター制度の必須受講教育プログラム「ECHONET 2.0技術セミナー」のカリキュラムを強化することを発表した。

「ECHONET IoT MASTER」は、エコーネットコンソーシアムが認定するIoT資格で、IoT機器やスマートメーターを制御するための国際規格「ECHONET Lite」に関するスキルを有することを証明する。

「ECHONET IoT MASTER」の認定にあたっては、4回の教育プログラムであるECHONET 2.0技術セミナーを受講した後に、オンラインで認定テストを受験して要件を満たす必要がある。今回、この教育プログラムの改定が行われる。ECHONET 2.0技術セミナーの料金は10万3,400円。

具体的には、ECHONET LiteとECHONET Lite Web APIを活用したサービスアプリ普及促進を強化するため、具体例や実演を増やし、実機やエミュレータなどの制御対象も増やす補助教材の開発を行う。

発表時点では、エコーネットライト通信(GET, SET, INFなど)の具体例の実演、動作検証実演、応用機能の実演、アプリ開発の具体的な開発手法の開設の強化が予定されている。

  • 「ECHONET 2.0技術セミナー」のカリキュラムの例