サテライトオフィスは6月17日、法人向けクラウド型ウイルス対策ソフト「サテライトオフィス・パソコンウイルス対策ソフト for EXO セキュリティ」の販売を開始したことを発表した。ウイルス対策に必要なマルウェア対策、ランサムウェア対策、ウェブ閲覧保護、情報漏洩防止機能を単一のエージェントと管理システムで提供する。

アンチマルウェア、ランサムウェア防止、ウェブ保護、クラウドで利用可能な管理者機能を提供する「Endpoint protectionプラン」は月額5500円(50ライセンスまで)。1ライセンス追加するごとに220円が必要。同プランに加えて個人情報保護、デバイス制御、アプリケーション制御なども利用可能な「All-in-one protectionプラン」は月額1万1000円(50ライセンスまで)。1ライセンス追加するごとに440円が必要。

  • サテライトオフィス・パソコンウイルス対策ソフト for EXO セキュリティ

    サテライトオフィス・パソコンウイルス対策ソフト for EXO セキュリティ

同製品は法人所有パソコンのセキュリティを保護するためのUTM(Unified Threat Management:統合脅威管理製品)だ。今回は新たな料金プランを追加し、中小企業でもセキュリティ対策を導入しやすい製品を目指したという。また、より直感的なUI(ユーザーインターフェース)を意図したデザインで、利便性向上を狙ったとのことだ。

  • ユーザー管理画面のイメージ

    ユーザー管理画面のイメージ

同製品の導入により、ユーザーがブラウザを介してWebに接続する場合にマルウェアやフィッシングなどが発生する可能性のある有害サイトを遮断できるようになるので、安全なインターネット環境を提供するという。また、不適切なWebサイトのほか、SNSや危険性のあるWebサイトへのアクセスを遮断するウェブフィルタリング機能なども提供する。

また、個人用メッセンジャーのような許可されていないファイルの持ち出しや、業務に不要なプログラムのブロックも可能とのことだ。

  • ダッシュボード画面のイメージ

    ダッシュボード画面のイメージ