東陽テクニカは6月14日、ローカル5G普及に向けたフレアシステムズとの共同実験の成果を発表した。

米Spirent Communications製の5G/LTE モバイルコアネットワークテスター「Spirent Landslide」を接続しローカル5Gネットワークを構築、動作確認をした結果、600Mbpsという、超高速である5G通信サービスのパフォーマンスを計測したという。

  • 「Spirent Landslide」共同実験 接続構成図

    「Spirent Landslide」共同実験の接続構成図

今回接続した「Spirent Landslide」は、モバイルコアノード・モバイルネットワークの性能測定品質可視化を行なうパフォーマンステスト・アクティブモニタリングソリューション。試験対象の性能評価、過負荷・輻輳状態の動作確認、商用環境の再現試験ができる。また、商用ネットワークのモバイルコアノードに発呼することで、接続性や通信品質を確認可能。

  • 「Spirent Landslide アプライアンス」

    「Spirent Landslide アプライアンス」

東陽テクニカは、ローカル5Gの主要アプリケーションの特徴であるハイスピードの実現を目的として今回の実証を実施し、600Mbpsという無線通信の最大値を計測した。同社は今後、同実証を通してローカル5Gのさらなる向上を目指すとのことだ。