小田急電鉄は6月13日、8月1日に、同社の新しいサービス体験を届けるプラットフォーム「ONE(オーネ)」を通じて、セブン銀行のATMで小田急ポイントをPASMOのSF(運賃や電子マネーなどに充当できる金銭的価値)としてチャージできるサービスを開始することを発表した。
同サービスは、「ONE」でのチャージ金額設定等の申請手続きによりPASMOへのチャージに必要な受取番号を発行、これを全国のセブン銀行ATMで入力することで、小田急ポイント1ポイントを1円分のSFとして手持ちのPASMOへチャージできるもの。
チャージ完了後すぐに、鉄道の乗車などに利用できるという。1回あたりのチャージ金額の設定は100ポイント以上10ポイント単位で、同一月内に最大5,000ポイントまで手続きが可能だという。
利用にあたっては、同社のサービスプラットフォーム「ONE」で、チャージ金額の設定などの「チャージ申請」を行い、「チャージに必要な受取番号」を受領を行ったあと、全国のセブン銀行ATMにて「チャージに必要な受取番号」を入力のうえ、専用リーダーにPASMOをセットすることで、チャージが完了する流れとなっている。
同社は今年4月1日に、小田急線のご利用に応じてポイントを付与する新サービス「小田急おでかけポイント」をスタートしており、「ONE」を通じて、小田急線の利用で小田急ポイントを貯めて、貯まったポイントをPASMOへチャージし、乗車できるようになるという。
今後はATMでのチャージに加えて、「モバイルPASMO」や「Apple PayのPASMO」のアプリ上で小田急ポイントを直接SFチャージできる機能を導入するなど、さらなるサービス拡充も予定しているといい、より利用しやすいサービスに進化させていく方針。