Skyは6月13日、大規模ユーザ向けシンクライアントシステム「SKYDIV Desktop Client Ver.5」(スカイディブ デスクトップ クライアント バージョン5)を開発、販売を開始した。
「SKYDIV Desktop Client」は、仮想環境(シンクライアント)でのPCの運用管理を支援する機能を搭載。管理画面上でユーザーへの仮想端末の割り当てや、各端末の利用状況の確認が行えるようになっている。
最新の「SKYDIV Desktop Client Ver.5」では、Linuxのサーバ上で動作するWebブラウザの画面を各PCに転送することで、RDS CAL(Windows Server Remote Desktop Services CAL)が不要でシンクライアント環境が実現する「仮想ブラウザ方式」が、プリンタのリダイレクトやクリップボード共有の制限設定が可能になるなど、さらに便利になった。
また、仮想環境でダウンロードしたファイルを無害化し、ローカル環境に転送するファイル無害化連携機能が、これまでのWindows端末に加えて、Mac/Linux端末でも可能になった。
さらに、出張先やテレワーク中に、手元のPCからオフィスのPCをリモート操作できる「リモートアクセスサービス」を新たに搭載。パブリッククラウドを経由する「クラウド版」と、社内に設置したサーバを介して利用できる「オンプレミス版」がある。