Chatworkは、6月13日、ショーケースとの共催でピッチコンテスト「Chatwork Collab Pitch」を開催し、グランプリにユーティルが決定したことを発表した。
「Chatwork Collab Pitch」は「業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化」や「働き手の確保と能力向上」など、日本の中小企業における課題を解決する優秀なスタートアップに焦点を当て、その活動を後押しすることを目的としたコンテスト。同コンテストを通じて、参画したスタートアップとChatworkとの業務提携や資本提携を推進し、協調して両社の顧客課題を解決することを目指すという。
2022年3月14日より参加企業を募集し、2022年4月27日のFinal Pitch(最終審査)にてファイナリスト5社が登壇した。
審査員による厳正なる審査の結果、Web制作やシステム開発、動画制作といったデジタル化に関する相談カウンターを運営しているユーティルがグランプリに決定したとのことだ。
ユーティルがグランプリに選ばれた理由としては、展開している事業における「Chatwork」ユーザーとの親和性や、中小企業の経営課題を的確に捉え、解決に導く適切なソリューションを提供している点が評価されたことが挙げられている。
ユーティルは、Web制作やシステム開発、動画制作といったデジタル化に関する相談カウンター「Web幹事」「システム幹事」などを運営している企業。同社の代表取締役 岩田 真氏は受賞コメントとして「『Chatwork Collab Pitch』にてグランプリをいただけたこと、大変うれしく思います。『DX』と叫ばれ始めて久しいながらも、中小企業にはいまだその恩恵は届いていません。しかし、日本の大多数は中小企業です。中小企業をデジタル化すれば、きっと日本の働き方は変わる。そう信じて事業に取り組んで参ります。あらためて貴重な機会をいただき、ありがとうございました」とのコメントを寄せている。