パナソニック コネクトは6月10日、サブスクリプション型映像制作ソリューションである「KAIROS クラウドサービス」を6月27日に提供開始すると発表した。価格は、初期登録費が3万3000円、月額費用が22万円から。
新サービスは、自由度の高い映像制作が可能なIT/IPプラットフォーム「KAIROS」をクラウド化し、多様なアプリケーションと連携することで「撮る・創る・映す」というワークフロー全体をシームレスにつなぎ、場所や時間を問わず利用可能にするもの。
現場からネットワークに接続することで、省力化および機材数の最小化とリモートによる分散型ワークフローを可能にし、約30%の業務効率化を実現するとしている。さらに、サブスクリプション型サービスで初期投資を抑え、最適かつ最新のサービスを時間や場所を問わず利用でき、手軽により良い映像を制作できる環境を提供する。
特徴として同社は、「ワークフロー全体をシームレスにつなぐKAIROSクラウドプラットフォームによる時間と場所の制約から解放」、「視聴ニーズに応える自由度の高い映像制作をクラウド上で実現」、「サブスクリプション型により、継続進化・拡充するサービスを自由に利用可能」の3点を挙げる。
また、同サービスによる映像制作をサポートするため、リモートでの映像制作に必要な機材やネットワーク環境を備えし、実況も可能なコメンタリールームを併設した「KAIROS Connect Center」を、東京と大阪の2拠点に開設した。なお同社は、共創パートナーを2022年秋に募集開始する予定だ。