アイロボットジャパンは6月8日、プログラミングを基本から学べる小・中学生を対象としたカリキュラム「ルンバ エンジニアリングコース」を、同社公式ページ内のiRobot Educationサイトにて無料公開した。
「ルンバ エンジニアリングコース」はアイロボットのエンジニア育成を形にした学習カリキュラム。ルンバの動きをRootでプログラミングすることで基本からプログラミングを学ぶための学習メソッドになっている。
ルンバが壁にぶつかったときに跳ね返る仕組みをプログラミングにより再現するなど、45個のアクティビティから成り、最終章では実際に掃除をする部屋の地図を作り、ルンバのように部屋を掃除するプログラミングにチャレンジできる。また、アイロボット社員によるレッスンムービーも併せて提供する。
さらに6月8日より、教育機関を対象にRoot 6台と、高度なプログラミングが可能なルンバ型プログラミングロボット「Create 3」(国内未発売)をセットで貸出しを行う。レンタル費用や送料は無料で、教育機関であれば誰でも申し込むことが可能。
また、新型コロナウイルス感染拡大を受け2020年から中断していたロボットエンジニア育成のための教育プログラム「STEMワークショッププログラム」を約2年半ぶりに再開する。日時は7月24日(午前の部 10:00〜12:00/午後の部 14:00〜16:00)で、各回定員10名。対象は小学校2・3年生。場所はアイロボットジャパン 東京オフィス(錦町トラッドスクエア5F)。参加費は無料。