Appleは2022年6月6日(米国時間)、開発者向けイベント「WWDC」において、新しく開発された「M2」プロセッサを搭載した新型のモバイルノート「MacBook Air」および「13インチMacBook Pro」を発表した。いずれも2022年7月より販売開始予定で、日本における販売価格はAirが16万4,800円から、Proが17万8,800円からとなっている。
新型のMacBook Airは、筐体設計が刷新されて新しいスタイルに生まれ変わった。従来のモデルと比較して体積が20%削減され、厚さは11.3mm、重量は約1.24kgとなっている。M2によって電力効率が向上した恩恵を受けて、ファンレスの静音設計を実現したという。ディスプレイは新設計された13.6型Liquid Retinaディスプレイで、Webカメラ部分はノッチ付きになっている。メモリは最大24GBまで搭載可能で、これもCPUがM2になったことによって実現したものである。
外部ポートは2基のThunderbolt 3 / USB 4ポートを備えるほか、3.5mmオーディオジャックも搭載。また現行機では廃止されていた充電専用のMagSafeコネクタも復活した。バッテリー駆動時間は最大20時間とされている。カラーバリエーションは、シルバー、スターライト、スペースグレイ、ミッドナイトによる4色のラインアップとなっている。
13インチMacBook Proの方は従来のモデルを引き継いでおり、Webカメラ部分にノッチがなく、Touch Barも引き続き搭載されている。CPUがM2になったことでパフォーマンスが大幅に向上していることに加えて、バッテリー駆動時間も最大20時間となった。もちろん、最大メモリ容量も24GBとなっている。外部ポートは従来と同様に2基のThunderbolt 3 / USB 4ポートと3.5mmオーディオジャックを備えるが、MagSafeは搭載されていない。また新型Airとは異なりProは空冷ファンを搭載している。