情報処理学会とNTTデータ イントラマートが運営するユーザー会「intra-mart User Group(IMUG)」は6月7日、IT技術者の育成およびICTに関する情報共有や情報発信を目的とした提携を同日より開始することを発表した。

両者は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の先進的な実践例を学会・業界全体に共有することで、企業に所属する情報処理技術者の人材育成に取り組みたい方針。

今回の提携により、IMUGに所属する会員企業のIT技術者にとっては、自身の技術成果を学術と産業の両分野に広くアピールする事が可能となり、技術面において有識者からのフィードバックを得るとともに、技術者としてのキャリア形成に役立てることができるようになるという。

情報処理学会としては、IMUG会員のメンバーである技術者のDX実務における「現場の技術知見」を社会全体で共有可能になり、これによってDXへの取り組みやDX人材の育成に関して広く交流と学びを促進し、学術・産業の技術発展や人材の育成に貢献していきたいという。