米キンドリルと米シスコは6月2日(現地時間)、法人向けのネットワークとエッジ・コンピューティングのソリューションで協業したことを発表した。

具体的には、プライベート・クラウド・サービス、ネットワーク・ソリューションとエッジ・コンピューティング・ソリューション、ソフトウェア定義ネットワーキング(SDN)ソリューション、マルチネットワーク・ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)オファリングを協業して開発する。

同協業によりシスコとキンドリルは、顧客の戦略立案と移行から複雑なIT環境の運用、保守、サポートまでにわたってテクノロジー、インフラストラクチャーの専門知識、マネージドサービスを提供することに注力する。

また両社は、世界中の顧客に対してデジタルトランスフォーメーションのプロジェクトを提供し、実現することにも取り組む。さらに協力して国内や地域での計画、実行、投資を推進することにより、両社それぞれのパートナーエコシステムを活用して、ネットワーク、データセンターおよびクラウド戦略、セキュリティー、マネージドサービス、戦略的アウトソーシングなどに対応した幅広い業界ソリューションとテクノロジーソリューションを提供していく方針だ。

キンドリル グローバルアライアンス担当バイスプレジデントのデボラ・ネヴィン氏は「世界中のあらゆる業界の企業は、ハイリューションやサービスを強く求めている。シスコとの長期的な協業を通じて、高度なネットワークやエッジコンピューティングのケイパビリティーの利点を取り入れていく」とコメントしている。