SEMIは6月1日(米国時間)、2022年第1四半期における半導体製造装置(新品)の販売額が前年同期比5%増、前四半期比10%減の247億ドルとなったことを発表した。
SEMIプレジデント兼CEOのAjit Manocha氏は、前年同期比でプラス成長したことに対し、「半導体業界が生産能力の旺盛な拡大を継続している中での2022年のプラス成長予測に沿ったものです。地域内での半導体製造力強化を推進している北米と欧州は前四半期比でも好調な伸びを記録しています」と、市場背景を説明している。
地域別に見ると、最大市場は前四半期に続き中国で、前年同期比27%増、前四半期比7%減の75.7億ドル。2番手は韓国で、前年同期比29%減、前四半期比6%減の51.5億ドル。3番手は台湾で、前年同期比15%減、前四半期比29%減の48.8億ドル。4番手は北米で、前年同期比96%増、前四半期比14%増の26.2億ドル。5番手は日本で、前年同期比15%増、前四半期比16%減の19億ドル。6番手はその他地域で、前年同期比27%増、前四半期比5%増の12.9億ドル。そして7番手が欧州で、前年同期比119%増、前四半期比18%増の12.8億ドルとなっている。。
なお、これらの数値は、SEMIならびに日本半導体製造装置協会(SEAJJ)が共同で、それぞれの会員企業から提出されたデータを集計したものとなっている。