5月30日、ビズリーチは、同社が提供する人材管理クラウド「HRMOSタレントマネジメント」を愛知海運が導入したことを発表した。

HRMOSタレントマネジメントは、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを構成するサービスの1つ。従業員データベースを中心に、目標・評価管理、1on1支援、組織診断サーベイなどの機能を提供する。

愛知海運は、2022年3月の本社移転を機に、業務のペーパーレス化、デジタル化に注力している。その一環として、デジタルを活用した人事業務の効率化についても検討が行われた。従来、従業員情報の申請・管理には紙の書類や表計算ソフトを使用した管理を行っていたため、業務が煩雑になっていたのだという。そこで、HRMOSタレントマネジメントを導入。従業員情報の管理と情報基盤の整備に取り組んだ。

同社では、有資格者を適切な部署に配置するために、従業員情報の中でも特に正確な資格情報の管理が必要である。その申請や更新、承認のフローには、これまで数日から1週間かかっていたが、HRMOSタレントマネジメントによって1日で完了できるようになり、従業員情報に紐付けた正確な管理も可能になったとしている。

  • HRMOSタレントマネジメントにおける資格管理のイメージ画面

さらに、研修履歴の管理もデジタル化したほか、入社処理や通勤届の申請・承認フローの効率化など、人事領域における業務工数の削減につなげているという。

愛知海運では今後、HRMOSタレントマネジメントを人事評価や目標設定などにも活用していく予定だ。