ネットワールドは6月1日、クラウドシステム構築・運用・保守サービスを提供するJTPと、クラウドトータルサービス「Kyrios(キリオス)」に関するOEM契約を締結したことを発表した。ネットワールドはJTPのキリオスで提供されている運用・監視サービスを「みまもりプラス for Azure」として同日から提供開始する。
今回提供を開始する「みまもりプラス for Azure」は、マイクロソフトのCSPプログラムにおいて、ネットワールドが提供しているマイクロソフトのクラウドサービスMicrosoft Azure向け保守サービスをキリオスの運用・監視サービスにより拡張したサービス。
要望に応じて24時間365日の対応が可能で、顧客ごとの課題とクラウド活用の段階に応じて必要なサービスを選択可能。新規に構築するシステムだけでなく、既に稼働している環境でも利用できる。
マニュアルに沿った運用代行だけでなく、非定型業務の定型化、構成と運用の最適化など、品質改善のためのプロアクティブな取り組みをパッケージしたプランも提供する。セキュリティパッチ適用・管理を標準で提供するプランを用意し、顧客社内のセキュリティ・ポリシーに合わせたスケジューリングも可能だということだ。
なお、JTPのキリオスは、パブリッククラウドを利用する際に必要となる「アセスメント」「設計・構築」「監視・運用」の3つをトータルに提供するサービス。必要なサービスを選択して利用でき、従量課金型のリーズナブルな価格で提供している。