BIPROGYは5月31日、地域金融機関向けに、相談やセルフ操作を中心とした店舗など、地域の特性に応じた営業店のデジタル化を支援するサービス「COCOMFY(ココンフィ)」の提供を発表した。

同サービスでは、地域顧客の特性に応じた店舗戦略・店舗づくりができるように、営業店ごとに必要なサービスメニューを、店舗数に応じた月額従量課金制で提供する。

  • 「COCOMFY」を利用した店舗づくりの例(セルフ操作を中心とした店舗設計)

サービスの第一弾として、同社の営業店タブレット端末システム「BANK_FIT-Zero」、伝票作成タブレットシステム「BANK_FIT-ZeroLite」をベースにした「デジタル伝票サービス」を提供する。同サービスを利用することで、地域金融機関窓口の紙伝票記入をデジタル化、後続の職員による事務作業も最適化しつつ、対象業務・対象伝票を地域金融機関自身が追加できる仕組みを構築できるという。

業務機能はノーコードで開発できるため、地域金融機関自身による開発内製化やスピーディーな機能追加が可能だ。

今後はデジタル化を中心としたサービスに加え、店舗のUX設計支援から利用状況の評価まで、ライフサイクルを支援するサービスを順次拡充していく予定だ。