NECネクサソリューションズは5月31日、バス業向けソリューション「バスナビゲーションシステム」と連動する「スマートバス停」に関して、徳島バスで新たに13基のスマートバス停が追加導入されたことを発表した。
スマートバス停は、デジタルサイネージにバスの運行時刻表はもちろん、その他の告知文や広告などをリアルタイムに表示できるバス停。特定の曜日や時間帯の時刻を大きく、わかりやすく表示する機能などを備える。
また、遠隔操作やGTFS-JP連携により、時刻表作成業務の自動化や貼り替え作業が不要となり、バス事業者のDX推進も期待されるとする。
徳島バスでは、YE DIGITALと西鉄エム・テックが共同開発した「スマートバス停」を採用。今回、通勤・通学などで郊外から人々が集まり交通の拠点となる徳島駅前バスターミナルに12基、人々が行き交うショッピングセンターであるフジグラン北島敷地内に1基のスマートバス停を追加導入し、同バスで稼働するスマートバス停は全17基となった。
これにより、リアルタイムにバス接近情報や運休情報、お知らせなどを利用者に提供できるほか、駅構内でバス接近情報や時刻表を表示したことでJRとバスの乗り継ぎが円滑になるとしている。
なお、今回の13台の導入は、徳島県が実施した「徳島県公共交通スマート利用応援事業」の一環だということだ。