ストライプジャパンは5月30日、オンライン決済サービス「Stripe」の各種決済機能と連携できるサードパーティツール群を提供するプラットフォーム「Stripe App Marketplace」の提供を発表した。今後、数週間以内に同プラットフォームでDocuSign、Dropbox、Intercom、Mailchimp、Ramp、Xeroなどの大手プロバイダーが提供する50以上のアプリが提供される予定だ。
同プラットフォームでは、Stripeのダッシュボード上でシームレスに連携して使えるツールを検索して利用できるほか、複数のツールと統合したオリジナルのアプリを開発して、自社や外部のStripeユーザー企業向けに公開することができる。
例えば、決済処理機能に返金確認メール送信機能や、カスタマーサポートチケットを発行する機能を統合したアプリを作成することができる。作成したアプリはStripeのダッシュボードに表示され、APIを利用して顧客アカウントの作成、既存の顧客情報の更新、請求書の作成などのタスクを実行させることも可能だ。
また、自社の既存のツールと統合して、会計、分析、販売、マーケティングなどの社内業務に使用する自社オリジナルのアプリを開発することもできる。例えば、社内のCRM(Customer Relationship Management)やERP(Enterprise Resources Planning)システムからの情報をStripeのダッシュボードに表示するアプリも作れるという。