FPGA(Field Programmable Gate Array)の活用方法を模索・研究する団体「アダプティブコンピューティング研究推進体(ACRi)」は、新たにIntelが協賛企業として参加したことを発表した。
ACRiは、FPGAを活用する高性能アダプティブコンピューティングシステムの開発、およびその設計を効率化するためのFPGA活用基盤の開発を産学連携のもとで行う研究推進体で、FPGA検証環境と学習機会の無償提供などを行っている。
2020年4月に4大学16社によって発足し、同年8月には活動の基盤となるFPGA利用環境の無償提供の場「ACRiルーム」を開設した。2022年4月現在、5大学を含む32団体が参加している。
ACRiによると、今般のIntelの参加は、特定サプライヤの偏りなくFPGA技術者に幅広く賛同を得ながらACRiの活動を継続・発展させるために、大きな意味があるとしている。