半導体や電子部品の販売を行うMouser Electronics(マウザーエレクトロニクス)は5月24日、新たにBosch(ボッシュ)のBMP390気圧センサの取り扱い開始を発表した。
このBMP390気圧センサは、低ノイズ特性を持つ24ビット絶対圧センサで、0℃~65℃の気圧範囲が300hPa、標準相対精度が±0.03hPaだという。また1Hzあたり3.2μAの低消費電力や、単一パッケージあたり2.0mm×2.0mm×0.75mmの小型サイズを特徴としている。
消費電力が小さくサイズも小さいため導入設計の柔軟性が高く、スマートフォンやウェアラブル端末、ドローンなどのさまざまな既存および開発中のアプリケーションへ統合しやすいとのことだ。
また、マウザーは開発用として、BMP390気圧センサのピンにアクセスが可能なBMP390シャトルボードとアプリケーションボード3.0の取り扱いも開始した。これらは併用するように設計されており、評価版やテスト使用のためのプロトタイプ作成が可能になるという。