電通は5月26日、事業会社とスタートアップ企業の協業を支援するコンサルティング・サービス「電通グルー・スプリント for CVC」の提供を発表した。

同サービスでは、アライアンス・ビジョン(協業の目的/方針)の言語化、ステークホルダー間の認識の共通化、協業の目的に沿ったプロダクトやサービスの開発といった協業のプロセスにおける、立場の多様さ、モチベーションの方向性の違い、協業イメージの不明確さなどの課題に対して、同社のクリエイティブ力を生かした解決策を提供する。

  • 「電通グルー・スプリント for CVC」の支援領域

具体的には、同社のクリエイティブ人材の「物事を言語化・可視化するスキル」と「心を動かす表現スキル(UI/UXなどをデザインするスキル)」を提供する。

アライアンス・ビジョンづくりにおいては、物事を言語化・可視化するスキルで本質を整理し、期待値の高まるビジョンをつくり、ステークホルダーを結束に導くことで協業を支援する。

プロダクトやサービスなどへのビジョンの実装においては、同社のクリエイティブ人材心を動かす表現スキルを活用して、掲げたビジョンの実現のためにユーザーの利用シーンを想定し、「プロダクトやサービスが適切に機能しているか」「心が動くか」など、あらゆる角度から検証し歪みを解消することで、プロダクト・アライアンス・フィットの精度を高める。

  • 「電通グルー・スプリント for CVC」のプロセス