JTBビジネストラベルソリューションズ(JTB-CWT)は5月25日、重要性が高まるESG(環境・社会・ガバナンス)に関するソリューションを開発し、パッケージ化したESG-BTMサービスを6月より開始することを発表した。同社は契約企業向けのオプションとして、今までの出張管理(ビジネストラベルマネジメント)に ESG の観点を組み合わせた「ESG-BTM」をサービスラインアップに追加した。
これにより、出張で利用した航空やホテルなどについて、CO2排出量分析レポートの作成、レポートで算定されたCO2に対するカーボンオフセットに関する認証取得サポートなどの提供が可能となったという。
具体的には、環境問題への対応として、Climate Neutral Group社とブルードットグリーン社とESGパートナー契約の締結したことにより、CO2排出量分析レポートに関して、利用された航空機材や宿泊都市に応じた精緻な算定ができるようになった。オフセットに関しては、企業の要望に合わせた削減事業を提示することが可能になっている。
加えて、働き方改革や出張統制に対しても、JTBグループとして、既存のサービスに追加することで、企業各社が求める課題に合わせて必要なサービスを選択し、各社のニーズに合わせて提供することで、企業の持続可能な社会活動をサポートしていきたい方針。