大成は5月23日、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の実現に向けた同社の取り組みを紹介するWebサイト「TAISEI ACTION! SDGs」を開設したことを発表した。
同社は2021年7月に「SDGs宣言」を掲げ、「ファシリティマネジメント事業を通じて、環境と働き方改革に配慮した社会の実現の一端を担います」とのポリシーを示した。各ステークホルダーとのパートナーシップを形成し、サステナブルな街づくりを目指した活動を推進しているという。
サイトで配信中のコンテンツは人材活躍の推進やロボット活用、環境保全など、同社のSDGs宣言に基づく内容が主となっている。今回開設したSDGsサイトを通じて、サステナビリティに関する同社の考え方や取り組みを紹介し、将来的には業界全体におけるSDGs情報も発信する予定とのことだ。
同社には2022年4月1日時点で21カ国から500余人の多国籍スタッフが在籍する。また、さらなるイノベーション創造を目指して「ダイバーシティ室」を新設したという。そこで、人材活用の取り組みの紹介として同社の第一線で働く多国籍スタッフ3名のインタビューを公開している。
ロボット活用においては、人とロボットのハイブリットな警備を実現するため、同社が展開するアバターロボット「ugo(ユーゴー)」の機能などを紹介している。また、同サイトは今後、循環型素材を使用した環境に配慮したオフィスづくりの事例や、現役の女性社員によるトーク企画なども公開する予定だ。