みずほリースは5月23日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)事業へ参画すべく、新会社として未来創造キャピタルを設立し、コーポレートベンチャーキャピタルファンド(CVCファンド)として未来創造投資事業有限責任組合を組成したことを発表した。
「ニーズをつなぎ、未来を創る」をミッションに、みずほリースは第6次中期経営計画にて「サービスビジネス共同推進」「不動産」「環境・エネルギー」「医療・ヘルスケア」「サブスク/ベンダーファイナンス」などを注力分野と定め、事業パートナーとの連携・協業による新ビジネスの創出に取り組んでおり、CVCファンドの組成はその一環となる。
同CVCファンドでは、ロボティクス、EV、蓄電池といった今後の社会基盤を支える成長期待分野や、サーキュラー・エコノミーに関わる分野を重点投資領域とする。ファンドの運営は、みずほリースの資本業務提携先であるみずほキャピタルと協業して行う。
第1号投資案件として、大型蓄電池の製造および販売、電気運搬船の開発および製造を展開するスタートアップ企業のパワーエックスと、第三者割当増資の一部を引き受ける形式で出資を行う投資契約を締結した。みずほリースは、今回の投資を通じて、自然エネルギーの普及を加速させ、「脱酸素社会実現への貢献」を進める。