Micron Technologyは2022年5月11日(米国時間)、創業からこれまでに取得した特許が累積5万件を超えたと発表した。

同社が取得した特許は、1984年に世界最小クラス(当時)の256Kビット DRAMチップを作成することから、2021年の他社に先駆けた1α-nm DRAのM出荷に至るまでの技術リーダーシップ戦略において重要な役割を果たしてきたという。また、同社43年の歴史の中で、16か国の4,000人を超えるチームメンバーがこの成果を達成するために貢献してきたともしている。

なお、技術イノベーションが加速するにつれて、Micronの特許取得ペースも加速しているとのことで、2021年には、約1,500人のチームメンバーが約2,600件の特許取得しており、この取得件数は同社の歴史を通じて年間の特許取得件数としては最大となるとしている。今後、DRAMプロセスのさらなる微細化や3次元化の研究が進むにつれ、特許取得ペースはさらに早まる見込みだという。