ビジネスチャット「Chatwork」を提供するChatworkは5月19日、BYOD(Bring Your Own Device:個人が私物として所有しているパソコンやスマートフォンを業務に使う利用形態)事業に新規参入し、企業を対象として「Chatwork アプリフォン」の提供を開始することを発表した。
同サービスは、企業向けに初期費用、月額基本料金0円でビジネス向け050番号を提供する。社員のプライベート携帯1台の中で、ビジネス専用番号とプライベート番号の使い分けが可能。iOS/Androidどちらでも利用でき、最低利用期間はなく解約違約金もかからない。
プライベート携帯にビジネス専用番号を追加することで、1台で2通りの利用が可能。企業にとっては、スマートフォン端末費用の削減や、管理工数の削減につながる。個人にとっては、個人番号を秘匿化できるほか、プライベート携帯とビジネス携帯の二台持ちから解放される。
同社は今後、同サービスと顧客基盤や販売パートナー網を生かし、中小企業への通信インフラ構築の支援を行っていく方針だ。