ソフトバンクグループが運営するサイバー大学は5月18日、高度なIT人材を育成するための専用施設「プロフェッショナルラーニングセンター」を新設したこと発表した。企業に向けたIT人材育成サービスの開発を推進する。

完全オンラインの4年制大学であるサイバー大学は、IT初学者から経験者まで幅広いバックボーンを有した学生が在籍し、2022年5月時点で在学生4343名、卒業生2233名を輩出している。また、2021年10月より、さらに専門的かつ高度なスキルを身に付けることに特化した「CU Extension」を開講。年齢や学歴を問わず受講できる公開講座で、学習の提供機会を拡大している。

そして2022年度より、これまで大学事業で培った専門教育のノウハウを生かし、多くの企業が直面しているデジタル課題解決について人材育成を通して支援するため、「プロフェッショナルラーニングセンター」を設立した。

同センターは高度IT人材育成のプロフェッショナル組織として、高度な実務能力を生かした指導ができる講師陣と独自の学習システムにより、DXやAI活用、デジタル戦略など、先端ITの分野で企業の成長の要となる専門職教育を支援していくとのことだ。