Canonicalは5月11日(米国時間)、「Explore what's in store - Ubuntu Preview on WSL|Ubuntu」において、Microsoft Storeにおいて開発版Ubuntuの提供を開始したと伝えた。本稿執筆時点で、Ubuntu 22.10へ向けたプレビュー版をインストールして試すことができる。プロダクションユースでの利用は推奨されておらず、開発者や新機能を試したいアドバンスドユーザー向けとされている。
CanonicalはWindows向けのUbuntuの提供を行っている。Windows 11およびWindows 10に搭載されているWSL (Windows Subsystem for Linux version1および2)で利用できるディストリビューションをMicrosoft Store経由で提供しており、Windowsユーザーは簡単にWindows上でUbuntuを利用することができるようになっている。
CanonicalはこれまでWSLで利用できるディストリビューションとして5年間(有償サポートも含めて最大10年間)の長期サポートが提供されるUbuntu LTS (Long Termi Support)版を提供してきた。今回、このLTS版に加えて開発版もMicrosoft Store経由でインストールできるようになった。本稿執筆時点で、2022年10月にリリースが予定されているUbuntu 22.10の開発版(プレビュー版)をインストールすることができる。最新の機能を試したい場合など、簡単に環境をセットアップして試すことができる。