業務用ソフトフェアの開発と販売を行うOSKは、同社の統合業務パッケージ「SMILE V」シリーズの機能を強化した新バージョン「SMILE V 2nd Edition(以下略、SMILE V2)」を5月23日より販売することを発表した。

「SMILE V 2nd Edition」(公式Webサイト)

「SMILE V 2nd Edition」(公式Webサイト)

「SMILE V2」は、販売、会計、給与、人事、CTI、見積りなど複数のモジュールで構成されており、それぞれ「SMILE V2 販売」「SMILE V2 会計」「SMILE V2 人事給与」などで提供される。今回の「SMILE V2」で主に強化されたポイントは伝票の自動入力機能とモバイル端末での申請・承認機能、マイナポータルを経由した対応帳票の電子申請機能。伝票の自動入力機能は、異なったレイアウトの経費明細、入金明細などの表形式データでもデータ取込時に自動でシステムのフォーマットに変換、自動学習により使い込むほどに正確性が向上する機能も搭載され、入力業務の負担を大幅に軽減する。機能は「SMILE V2 会計」「SMILE V2 販売」などで利用できる。

  • 「SMILE V2」伝票自動入力機能イメージ(同社資料より)

    「SMILE V2」伝票自動入力機能イメージ(同社資料より)

また、外部システムを含めたシステム連携も強化されると共に、2023年10月のインボイス制度開始に向けた機能も各種搭載され、国税庁の適格請求書の要件を満たした帳票発行や税額計算や経過措置に則した運用支援機能の提供も行われる。

「SMILE V2」の販売は5月23日からで、製品はオンプレミスでの提供となる。OSは、スタンドアロン版とネットワーク版のクライアントがMicrosoft Windows 10及び11のPro / Enterprise(x64)版。サーバーがMicrosoft Windows Serverの2016/2019/2022の StandardとDatacenter(x64)版に対応している。