ヤマハは5月10日、Web会議領域において、台湾のAVer Information(アバー・インフォメーション、以下、AVer)と技術提携を行うと発表した。
ヤマハは遠隔会議用サウンドソリューション「ADECIA」を提供しているが、今回の提携によりAVerが持つカメラとのコラボレーションにより、Web会議やビデオプレゼンテーション向けのソリューションを提供していく。
具体的には、「ADECIA」を構成するシーリングアレイマイクロフォン「RM-CG」とテーブルトップアレイマイクロフォン「RM-TT」の2モデルは、AVerの設定用ソフトウェア「PTZApp 2」を使用することで、同社のUSB会議用カメラと連動し、話者の発言を追尾する。同様に、AVerの自動追尾カメラとPTZカメラも、同社の連携接続用ソフトウェア「PTZ Link」を使用することで、ヤマハのマイクロフォンと連動した音声トラッキング機能を実現するという。
ヤマハのマイクロフォンとAVerの設定ソフトを活用することで、カメラが室内にいる話者を自動的に特定し、その人がいる場所に視点が切り替わるだけでなく、マイクロフォン側もカメラと連動することで、より精度の高い話者の追尾を実現するという