東急不動産ホールディングス(東急不動産HD)は5月10日、社内ベンチャー制度「STEP」の事業化案件として、環境関連データの収集・集計・分析システムの提供などを行う新会社「サステナブル・デザイン」の設立を発表した。

  • 「サステナブル・デザイン」が提供するサービスのイメージ

同社は、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やOCR(光学文字認識)などのデジタルテクノロジーを活用して、CO2排出量や水、廃棄物といった環境関連データを自動集計するシステムを提供し、企業や自治体のエネルギー使用の見える化と削減、 業務効率化による生産性の向上を支援する。2022年秋からVer.1版サービス提供を予定している。

このほか、サステナビリティに関する情報プラットフォームの開発・提供・販売や、東急不動産HDのノウハウを活用したサステナビリティに関する情報収集、情報提供およびコンサルティングサービスも提供する予定だ。