iCD協会は5月9日、NTTデータユニバーシティと共同で、DX(デジタルトランスフォーメーション)やAIなどに対応した新フレームワーク「WingsII」を策定し、提供を開始したことを発表した。
同協会は2021年11月より、ITスキル標準(ITSS)の職種はそのままに、価値創造やマネジメントなどを担う職種/専門分野の定義や、近年の技術動向視点でITSSの専門分野の見直しを行った新フレームワーク「Wings」を提供している。ITSSは、各種IT関連サービスの提供に必要とされる能力を明確化・体系化した指標だ。
既存のWingsについて「WingsI」と呼称し、同協会は下記のようなニーズを持つ企業について、WingsIIの利用を推奨する。
- WingsIの導入/運用を開始したが、 その先の展開も考慮したい
- 新たにグローバルな基準で人材系の施策を再構築したい
- 既に iCDによって自社独自の取り組みを実現済みだが、 グローバル基準の視点で客観的な自社の立ち位置を評価したい
なお、WingsI、WingsIIのフレームワークの提供は、原則として同協会の会員が対象となる。