Q-Successから2022年5月のWebサイト向けCMS (Content Management System)シェアが発表された。2022年5月はShopifyとDrupalがシェアを減らし、Wixがシェアを増やした。CMSを使っていないWebサイトのシェアは減少しており、依然としてコンテンツ発信にCMSを利用する傾向が強くなっている。

これまで長期にわたって強い成長傾向を続けてきたWordPressはこのところ鈍化の傾向を見せており、ここ最近は横ばいの動きを続けている。また、これまでWordPressに続いて2位のポジションにいたShopifyもこのところ鈍化傾向へ転じ、今月は下落傾向を示した。

一方、最近強い成長傾向を示し始めたWixは今月もシェアを増やした。このままの勢いで増加傾向が続いた場合、どこかの段階でShopifyを抜いてCMSとして2位につける可能性がある。

  • 2022年5月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

    2022年5月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

  • 2022年5月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

    2022年5月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

  • Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向けCMSシェア推移グラフ 資料:Q-Success

順位 CMS 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 None 33.1% 33.3%
2 WordPress 43.0% 43.0%
3 Shopify 4.3% 4.4%
4 Wix 2.3% 2.2%
5 Squarespace 2.0% 2.0%
6 Joomla 1.7% 1.7%
7 Drupal 1.2% 1.3%
8 Adobe Systems 1.1% 1.1%
9 Google Systems 1.0% 1.0%
10 Bitrix 0.8% 0.8%
11 Webflow 0.6% 0.5%
12 PrestaShop 0.5% 0.5%
13 OpenCart 0.5% 0.6%
14 Weebly 0.4% 0.4%
15 GoDaddy Website Builder 0.4% 0.4%
16 Tilda 0.3% 0.3%
17 TYPO3 0.3% 0.3%
18 HubSpot CMS 0.3% 0.3%
19 Duda 0.3% 0.2%
20 Bigcommerce 0.3% 0.3%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。