NTTグループは5月6日、「インターナルカーボンプライシング制度」をグループ各社に順次導入することを発表した。

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NTTグループでは、2021年9月28日に新たな環境エネルギービジョン「NTT Green Innovation toward 2040」を策定し、2030年度までに温室効果ガス排出量の80%削減(モバイル、データセンターはカーボンニュートラル)、2040年度までにカーボンニュートラルを実現することを目指している。

今回、カーボンニュートラル実現に向けてNTTグループが導入する「インターナルカーボンプライシング制度」は、CO2排出量を仮想的にコスト換算することで環境負荷の低減を促進する仕組み。社内炭素価格は6,500円/t-CO2。「脱炭素に係わるプロジェクト判断」および「調達(製品選定等)」において、CO2排出コストを考慮して意思決定を行うという。

また、同グループでは、自らのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを社会へ拡大し、日本政府がめざす温室効果ガス削減目標(2030年に2013年度比46%削減、2050年までのカーボンニュートラル実現)に貢献するとしている。