Microsoftは現地時間2022年5月5日、Webやモバイルデバイス、デスクトップPCに描画機能を提供する「Babylon.js 5.0」をリリースした旨を公式ブログで報告した。BabylonはコミュニティやMicrosoftが取り組んできたOSS(オープンソースソフトウェア)のJavaScriptライブラリである。なお、本稿執筆時点のGitHubではバージョン5.5.5がリリース済みだ。

  • Babylon.jsのデモンストレーション(公式動画より抜粋)

    Babylon.jsのデモンストレーション(公式動画より抜粋)

バージョン5.0では、3ds MaxやMayaなど著名な3DCG作成アプリケーションもサポートするglTF(GL Transmission Format)への対応強化やWebGPUの正式サポートが加わった。また、GUI部品を構築するGUIエディターを追加している。さらにMicrosoftのMRTK(Mixed Reality Toolkit)サポートも強化し、3D部品の取り込みを容易にした。