仮想デスクトップ関連の製品開発を行うアセンテックは、ソフトウェアでPCをシンクライアント化する「Resalio Lynx(レザリオリンクス)700」最新バージョン v2.4を6月17日より出荷する。最新バージョンでは、仮想デスクトップアクセス機能やリモートPCアクセス機能に加えて、Chromiumベースで開発された独自のセキュアブラウザを搭載。ブラウザ上でWeb会議システムやSaaSサービスをセキュアに利用できるようになる。対応するWeb会議システムは、「Microsoft Teams」「Zoom」「Webex」「Google Meet」など。ブラウザ上ではデータのダウンロード、ローカルデータのアップロードが禁止されるのでWeb会議で共有されるデータやSaaS上の機密データの漏洩を防止する。キャッシュもブラウザ終了時に削除し、履歴情報を残さない仕様で、他にもURL入力不可能の「キオスクモード」、ブラウザ設定変更防止、ファイルシステムアクセス防止などが利用できる。
「Resalio Lynx 700 v2.4」の利用端末は、CPUがx86/x86_64 2GHz以上、RAMが4GB以上、ストレージが5GB以上必要となる。年額利用料金は、1デバイスにつき3,000円(税別)となっている。