4月26日から28日まで行われているドイツ発のオフィス家具メッセ「オルガテック東京2022」。本稿では、同メッセで展示を行っているMEGASOFTのオフィスレイアウト&プレゼンテーションソフト「3Dオフィスデザイナー11」を紹介しよう。
同ソフトは、床や壁、建具、備品などを配置するだけで、簡単にオフィス空間のプランニングができるオフィスレイアウト&シミュレーションソフト。平面図の作成から3Dパース化(建物を立体的な絵に表したもの)、顧客に向けたプレゼンテーションまで一括して行うことができる。
部屋は「執務室」「会議室」「リフレッシュエリア」などさまざまな雰囲気の異なるタイプから選択できるほか、部屋の中に配置するオフィス家具や什器をはじめOA機器・オフィスアクセサリーなどのパーツやテクスチャは、5万点以上の素材から選べる。
特にオフィス家具は、メーカーやブランドの家具を指定することができ、もし目当てのものがなくても類似品の寸法を変えることで対応できるという。
そして、同ソフトの最大の特徴は、「操作性の容易さ」。マウスによるドラッグで平面プラン作成から、建具、設備、オフィス家具を配置できるため、設計の知識がない部署の人間であっても操作の習熟に時間を要さないという。
また、平面図作成後はボタン1つで3Dに変換することができるため、取引先でのプレゼンテーション中に要望を聞きながら修正を素早く入れることもできるとのことだ。
料金は、年間6万6,000円。この金額で3人まで同ソフトにアクセスすることができるという。
また同ブース内では、「メガソフトVRソリューション」として、3Dオフィスデザイナー11で作成したオフィスの完成イメージの中に、HMD(VRゴーグル)を装着して没入できるシステムの紹介も行っている。
同システムでは、実際にVRゴーグルをつけて上記のように作成したバーチャルオフィスの見学が可能なため、オフィスの広さを実感できるほか、隅々まで見て回り、オフィスの使い勝手の検証を体験することができる。